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Unity/VCCを準備する

ここでは、アバターをアップロードするのに必要な「Unity」と「VRChat Creator Companion(通称:VCC)」の準備について説明します。

アップロードに必要なものでも触れましたが、「Unity」はVRChatのコンテンツ制作を行うにあたって使用するゲームエンジンです。VRChatはUnity上で動作しています。 また、「VCC」はプロジェクトの管理やツールのアップデートなどVRChat向けのコンテンツ作成をサポートしてくれるツールです。

アバターアップロードまでの道のり

このページでは、UnityとVCCの準備について説明します。

  1. 👉 「Unity Hub」をダウンロード&インストール
  2. 👉 「VRChat Creator Companion(通称:VCC)」をダウンロード&インストール
  3. 👉 「Unity Editor」をインストール
  4. 「VCC」でプロジェクトを作成
  5. 必要なライブラリやツールをインポート
  6. アバターのインポート
  7. アバターのアップロード

Unity Hub

まずはじめに、Unityを使用するにあたって、Unityのバージョン管理を行うための「Unity Hub」をインストールします。
VRChatでは、指定されたUnityバージョンで作業する必要があるため、バージョン管理が重要です。

Unity Hubをダウンロード&インストールする

Unityダウンロードページにアクセスし、「ダウンロード」ボタンをクリックしてUnityHubSetUp.exe(macOSではUnityHubSetUp.dmg)をダウンロードします。

Unity Hubダウンロード

ダウンロードが完了したら、画面に従いインストールを行います。

🚨 日本語が含まれていないか確認

インストールする前に、PC名やインストール先フォルダやパスに日本語が含まれていないか確認してください!
日本語が含まれていると、Unityのバージョンアップに失敗するなどの問題が発生します。
必ず半角英数字のみになるように変更しておきましょう。

インストール完了後に「Unity Hub」を起動すると、次のような画面が開くはずです。

Unity Hub起動

Unity IDを作成する

「Create account」をクリックして、Unity IDを作成しましょう。

TIP

右下のLanguageから日本語に変更できるので、日本語で進めたい人は変更してから進めるとよいでしょう。

Unityアカウント日本語化

  • ユーザーネーム
    • Unityコミュニティ等で表示される名前です
    • 他の人と重複しない一意な名前である必要があります
    • 半角英数字とハイフン、アンダースコアのみが利用できるようです
  • フルネーム
    • いわゆる本名にあたるものですが、ユーザーネームと同じにしてしまってもよいでしょう

アカウント作成が完了したら、改めてUnity Hubの「Sign in」ボタンからログインします。

Unity IDとは長い付き合いに

Unity IDはUnity Hubだけでなく、VRChatに慣れてくるとお世話になるUnity Asset Storeを利用するのにも使用します。
VRChatアカウントと同様、長く付き合っていくアカウントになるのであまり適当な情報は設定しないようにしましょう。

ログインすると次のような画面が開くので、「Unity Hubを開く」をクリックします。

ログイン後Unity Hubを開く

Unityのライセンスを取得する

Unity Hubの画面に戻ると、Unity本体のインストールが求められますが、ここではスキップします。
VCCにて必要なバージョンやモジュール類のインストールを自動的に実行してくれるためです。

Unityのインストールをスキップする

このようなポップアップが表示された場合、「Agree」をクリックしてパーソナルライセンスを取得してください。

Unityのパーソナルライセンスを取得する

もしライセンスに関するポップアップが出なかった場合、手動でUnityのパーソナルライセンスを取得する必要があります。
右上の「Manage licenses」をクリックします。

Manage Licensesをクリックする

続いて「Add license」をクリックします。

Add licenseをクリックする

上から3つめの「Get a free personal license」をクリックし、「Agree and get personal edition license」をクリックして同意します。

Get a free personal licenseをクリックする

Agree and get personal edition licenseをクリックする

ここまでできたら✕ボタンで一旦閉じておきます。

✕ボタンで一旦閉じる

これでUnity本体をインストールする準備が整いました。

VCC

VCCをダウンロード&インストールする

VCCをダウンロードするには、VRChat.comにログインし、左メニューの「Download」をクリックします。

VCCのダウンロード場所

下の方の「Download the Creator Companion」をクリックし、VCCをダウンロードします。

VCCのダウンロード場所

VCCはWindowsだけでしか使えない

macOSでもアバター改変がしたい場合は、ALCOMという別のツールを使用する必要があります。
ALCOMはmacOSに限らずどのプラットフォームでも使用でき、VCCより軽量かつ高速に安定動作するため、Windowsユーザーでもおすすめできるツールです。
慣れてきたら使ってみると良いでしょう。

ダウンロードしたファイルを実行し、VCCのインストールを行います。
今使用しているPCのアカウントでのみ使用したい場合は「Install for me Only(Recommended)」を選択し、その他はデフォルト設定のままインストールを行えば問題ありません。

また、インストール中にネットワークへのアクセス許可を求める場面がありますが、必ず許可するようにしてください。

ネットワークアクセスの許可

VCCを起動する

インストールが完了し、「VCC」を起動すると次のようなウェルカム画面が開きます。
ウェルカム画面が開いたら「Show Me Around」をクリックします。

VCCウェルカム画面

VCCの説明画面が表示されたら「Continue」をクリックします。

VCCの説明画面

Unity Editorがインストールされているかチェックされますが、まだインストールされていないためnot foundとなります。
「Continue」をクリックして、続けてUnity Editorのインストールを進めます。

Unity Editorのインストールチェック

Unity本体

Unity Editor、いわゆるUnity本体をインストールします。

Unity本体のインストール

「Install Unity」をクリックします。

Unity Editorのインストール1

すでにUnity Hubの準備は完了しているので、「I have installed the Unity Hub」をクリックします。

Unity Editorのインストール2

現在VRChatにて使われているUnityのバージョンが表示されるので、ボタンをクリックしインストールします。
これにはしばらく時間がかかります。

Unity Editorのインストール3

インストールが無事完了すると完了画面が表示されるので、「Continue」をクリックします。

Unity Editorのインストール完了

これで、アバターをアップロードするにあたって必要な「Unity」と「VCC」の準備ができました!

次のページでは、アバター用のプロジェクトを作成し、待ちに待ったアバターのアップロードを行います。

メンテナー @kxn4t_vrc 何かあればDM等で連絡ください